「ガイドブック Miethical」とは、
三重県内に隠れている素敵な商品・スポットなどを、
「エシカル」という新しい切り口で紹介し、三重のステキを伝え、
県内を観光してほしいと思い、製作した冊子です。
見慣れた景色の中に隠れた“ミエのステキ”を伝えることで、
今まで見えていなかった魅力や関心を生むことや
地域特有の産業や資源に新たな価値を見出すことができ、
そして、県民の県内観光促進を行います。
ガイドブックは、北中部版と南部版の2種類あります。
ちなみに、”ミエシカル”とは三重+エシカルからなる造語です。
このガイドブックでは、「エシカルツーリズム」という、
人や環境、社会に配慮した商品やスポットや
それらに関わっている人々の思いも含めた、
出来上がるまでのストーリーを知って、見て、体験てし、購入することで、
それらの本物の魅力を再確認する新しい観光を
楽しんでいただきたいと思っております。
素材にこだわった料理、天然素材から作られた小物、
自然を体感できるスポットなど、
人と環境に優しく、地域の良さがギュッと詰まったものを掲載しています。
ちょっとした買い物や旅行にも使える情報が満載です!!
いつもとは違う“伊勢神宮”や地域の農家さんなどに出会えるかもしれません。
※この事業は、三重県観光局平成24 年度県民の観光行動促進提案事業の受託により実施しました
※冊子情報は、平成25年3月時点の情報になっております。ご了承ください
※掲載している文章(記事)・写真・イラスト・地図の無断転載を禁じます
素材から調理法までこだわったカフェやレストラン、フェアトレード商品を扱う雑貨屋さんなどが数多く掲載されている北中部版。
お友達とのランチや女子会など、楽しい集まりに大活躍!!ガイドブックに掲載されているお店を制覇して、エシカル女子会で盛り上がってみては。フェアトレード雑貨は、大切な人へのプレゼントにも喜ばれますね。
そのほか、おすすめのページは「三重のエシカルなお酒」。各地域にある酒蔵の中から、昔ながらの製法・風土・材料・人にこだわって作られたお酒をご紹介しています。お酒の種類も、日本酒・地ビール・ワインとバラエティ豊かです。
東海道の宿場町の面影が色濃く残る地域で、風情溢れる街並みと、現代のテイストを織り交ぜた地域独特の空間をぜひ感じてみてください。
豊かな自然や、ヴィーガン(穀物採食)メニューなどの体に優しい食事が楽しめるカフェなどが集まる南勢エリア。天然素材を使用したエシカルコスメや昔ながらの技術を大切に受け継ぐ伝統工芸品などをご紹介しています。
「出かけてエシカル」で紹介しているビン玉ロードは、エシカルな想いがこもったおすすめのスポット。夕暮れ時に合わせてライトアップされる散歩道は風情満点。地元の人々や周辺の旅館の宿泊客とともにロマンチックな小路をぜひ歩いてみてください。
その他自然の材料や、その地方ならではの素材を生かした雑貨や、大自然を満喫できる施設などを豊富にご紹介しています。グルメから小旅行まで、一味違った南勢エリアが楽しめますよ。
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ちなみに、このガイドブックは、内容から素材までこだわった、人にも環境にも優しい一冊となっています♡
表紙・裏表紙は亀山で作られる桶の鉋屑を画像にして使用し、中面のレースなどにはフェアトレード 雑貨を加工しあしらっています!!また、インクや用紙にもできるだけ環境に負荷をかけないように配慮した モノを選びました。
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「三重県内の人・環境・社会に優しいモノを教えてください」
私たちエシカル推進チームがH24年5月~7月にかけて行った「三重のエシカル募集」に、県内の各地域から173件ものご応募を頂きました。
集まった情報を「エシカル選定委員」による審査を経て選定。その後県内各地を取材の上、ガイドブック製作を行いました。
10月下旬からスタートした記事取材は、写真撮影、原稿の執筆までスタッフにとってはすべてが手探り。ご訪問させて頂いた皆様のご協力により、なんとか無事に終了。
その間取材の際にお話させて頂いた皆様、エシカル選定委員の皆様をはじめ、フェイスブックの「いいね」や電話、メールでのメッセージなどを通じて多くの方の温かい応援をいただきながら、H25年3月1日ようやく完成となりました。
嶋矢 志郎(しまや しろう)氏
『ジャーナリスト/評論家』
元日本経済新聞社論説副主幹/論説委員を最後に大学教授に転じ、芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科教授等、財団法人地球環境財団理事長等を経て、現在に至る。
杉山 仁美(すぎやま ひとみ)氏
『エシカルジュエリーブランドHASUNA・広報担当』
世界各地から仕入れるリサイクル素材やフェアトレード素材を使用した、人や社会、自然環境に配慮をしたジュエリーを紹介。
原田 さとみ(はらだ さとみ)氏
『タレント/エシカル・コーディネーター/エシカルなごや推進委員会代表/エシカル・ペネロープ(株)代表』
名古屋テレビ塔1階にエシカル・ファッション&フェアトレードの店「エシカル・ペネロープ」を展開し世界中から思いやりのエシカルをつなげている。
デルフィス・エシカル・プロジェクト
トヨタ自動車グループのマーケティング会社であるデルフィスの社内プロジェクトチーム。 エシカルに特化した調査研究やエシカルビジネスのコンサルティングに従事。2012年日本初エシカル消費に関する解説本「まだエシカルを知らないあなたへ」を出版。
山本 聖(やまもと さとし)氏
『(株)ランナーズ・ウェルネス地域開発部部長、(株)ISM 取締役 MD 統括担当』
地場産業振興、商店街再生人材育成等を通じた地域活性化事業に取り組む。
自然と共生し全てのものに労わりと敬意を払う「おかげさまの心」を持つ三重と共通するものがある、環境や人に対して優しく配慮しようという考え方のエシカル。そのエシカルという視点で三重に眠る地域の素敵な資源を探るガイドブック『Miethcal(ミエシカル)』の魅力、少しでも感じていただけたでしょうか?
このガイドブックは、編集者のオススメをお届けするのでなく、地域に住むみなさんからいただいた、地元にあるキラッと光るモノの情報を「エシカル選定委員」が選定しました。みなさんから届いた情報は約1ヶ月で173件です。地域の観光資源となる宝物がいっぱい眠っているんだなと思うと同時に、三重の可能性を感じました。
ガイドブック発行にあたり、県民の皆さまをはじめ、取材先、選定委員など多く方々に支えていただき、3月1日を迎えることができました。本当にありがとうございました。このガイドブックが少しでも多くの方の手に渡すことを期待しています。
NPO法人Mブリッジ エシカル推進チーム統括マネージャー 安原智子
「大切に育ててきたものが、旅立っていく…」今はそんな気持ちです。
ガイドブック作りは、5月のエシカル募集から始まり、初めのころは、「エシカルとはなにか??」を伝えるところからでした。不安を抱えながら、初めて訪れる地で皆さまから頂いたご縁が、「イイモノを作りたい!こんなにもステキなことに取り組み、キラキラしている人たちがいることを伝えたい!」という熱い気持ちを駆り立ててくれました。
いろんなところに足を運ぶ度に、私自身がたくさんの魅力にはまっていきました。慣れない取材では、自分が肌で感じた魅力を写真と文章でどう表現したら伝えられるのか、などとても時間をかけて考えました。このガイドブックを手に取ってくださった皆さまには、少しでも気になるお店、食べてみたい料理などを見つけてもらえたら、ぜひ、足を運んでいただきたいです!そこの魅力や良さは、やはり直接肌で感じ、食べて、触って、体験していただくからこそ伝わるものだと思っています。
「今度のお休み、どこ行こう?」…そんなときに、このガイドブック「ミエシカル」が皆さんの話題に登場することを夢見ています。
北中部版担当記者 中村 真里
「ようやくここまできた」というのが率直な気持ちです。「三重のエシカル募集」が始まった5月の下旬以降、県内各地で多くの方々にお話を伺うことができました。その過程で、商品、店舗、農作物、工芸品等、その全てにおいて、こちらが想像する以上の深い思いが込められていることを知りました。
「原価」と「売価」だけでは測れない大切な価値がそれぞれに含まれていて、その価値を感じようとする意識こそが「エシカル」なのだろうと気づいたのは取材も終盤に近づいた頃のこと。
駆け出し記者の拙文を温かい目で校正していただいたり、お土産まで頂いたりと、忙しいながらも充実した時間を過ごすことができました。
この「ミエシカル」を手にした皆様が各地に足を運んで頂くことで県内観光が活性化されるとともに、「この商品ってどこから来たんだろう?」「どうしてここにあるんだろう?」そんな素朴な疑問から新しい魅力と価値を見出すきっかけになればと、心から願っております。
南部版担当記者 向井 大輔
2020年度より独立行政法人環境再生保全機構の助成金にて
「エシカル消費の啓発活動事業~消費者にできる身近な SDGsとして伝え広げる~ 」と題し、
3つの切り口からエシカル消費の啓発活動を実施させていただきます
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