2013年09月13日(金)
南勢就労支援センター
「わくわくジャム」は地元産を中心に、国内で採れた旬の果物とてんさい糖のみを使って作られる身体に優しい無添加のジャム。障がいをもつ方とスタッフの方が「みんながしあわせに、健康なくらしを過ごせるように」という願いを込めて、ジャム作りからラベル貼り、包装まで手作業で作っています。
〒519-0427 度会郡玉城町宮古字鉄砲塚728-18
TEL:0596-58-0101 /FAX:0596-58-6742
★第5弾を迎えました!
今回は玉城町の「南勢就労支援センター」にお邪魔しました。予定を大きく上回る人数のお申し込みをいただき、エシカルツアー過去最大の参加者数となりました~!!ありがとうございます!
玄関に入るとあちこちから「こんにちは!」と挨拶が。気持ちイイですね♪
さてお部屋に入って、まずはご挨拶と、施設全体についてご説明をいただきました。担当してくださったのは中村課長とジャム製造・販売担当の山下さん。障がいをもつ方たちが行っているお仕事の内容についても教えてもらいました。
ジャム作りはその一部なんですね。
(左)中村課長・山下さんからお話を聞く皆さんの様子。
真剣な面持ちです。
(右上)たくさんの資料もご用意いただきました。用意してもらった資料に紛れて私たちが作成した地域情報誌「ミエシカル」も写っています。出来上がったばかりのものを皆さんにお渡しさせてもらいましたよ☆
★障がいをもった方が行うジャムの加工現場を見学!
旬の果物という事で、この日は梨の加工をされていました。梨ジャム!参加者の皆さんからも「珍しいね」とお声があがってましたが、梨ジャムって見かけないですよね。
今回のツアーでは衛生面や安全面などを考慮し、作業室内には入らずに窓越しに見学させて頂きました。
「わぁ、大量!」「ホントに全部手作業なんや~」といったご感想が聞こえてきましたよ。
梨やリンゴは専用の器具で皮をむくそうなのですが、どうしても残ってしまう皮や芯は一つひとつ手作業で取り除いていきます。
それから適当な大きさにカットしていくのだそう。
私たちが見せてもらった工程はその部分(皮むき~カット)でした。
障がいのある方が刃物を使うことにはリスクも伴うとお話ししてくださった山下さん。
危なくないようにスタッフの方が見守りながら作業は続けられていきます。
でも皆さん慣れた手つきで次々と作業をこなされていて、危ないと感じる場面はありませんでしたよ(^^)
窓ガラス越しに作業を見つめる参加者の皆さん。食い入るように見つめていらっしゃいます。
こうして作業を見つめながら質問したり、参加者さん同士でお話しし合ったり。終始和気あいあいとしたツアーでした。
皆さんの質問には中村課長と山下さんがその都度お答えくださいましたよ☆
☆フリータイム☆
加工現場を見ている中で、皆さんから沢山質問がでました!
Q)どれくらい煮込むんですか?
A)1日じっくり煮込みます!
Q)使用している砂糖は?
A)こどもから年配の方までみんなに食べていただきたいと思い、
無添加にこだわって「てんさい糖」を使用しています。
Q)ジャムが出来上がったら重量は素材だった時の何割くらいになりますか?
A)6割ほどしか残りません。
でも、商品は純粋な材料(果物と砂糖だけ)にこだわっています。
などなど、現場に行ったからこそ聞ける話が多数ありました!!
ほかには「試食のジャムって何味かなぁ?」と話している方たちも(笑)
★集合写真
ジャム作りの作業中だった皆さんにも入っていただいて、記念撮影♪こうして見ると今回は本当にたくさんの方にご参加いただいたのがよく分かります!
感謝感謝です。
★お待ちかね、試食タイム!
みなさんお待ちかねの試食タイムです。なんと贅沢にも4種類のジャム!!
リンゴ・梨・プラム・イチゴですっ!
試食の方法もたくさん用意してくださって、皆さん手が止まらないご様子(^o^)丿
ヨーグルトと一緒にいただくオーソドックスな食べ方から、クラッカーに乗せたり紅茶に溶かしたり。
あちらで食べたりこちらで飲んだり、色んなところから「美味しい!」の声が聞こえてきました。
★いざ、お買いもの
試食タイムの後は購入タイム。今の時期に購入できるジャムは、試食で出していただいた4種類とのことでした。全種類を試食させてもらって味が分かっているので、皆さんためらいなく購入されていきます!と、飛ぶように売れていく~(゜o゜)
とても気に入った味のものだけを購入された方、全種類制覇された方、一種類のものを複数個購入された方などなど様々でした。どうやら今回の一番人気は珍しさも手伝って、梨ジャムだったようです♪
(ちなみに私は全種類ひとつずつ購入しました!)
★せっかくなので ほかの作業も
別室で行われている作業も見せていただきました。この部屋では部品加工をされていて、たくさんの機械が並ぶ中で作業が行われていました。
急遽お邪魔させてもらったにも関わらず、皆さん笑顔で挨拶してくださいました。細かそうな作業でしたが、こちらでも次々と作業が進められていました。
ジャムのラベル貼りをしているところも見せてもらえました!
本当にひとつずつが手作業なんですね。これは神経使う仕事だぁ。集中力が要りそうです…。
★住居スペースにもお邪魔しました
入所施設もぐるっと拝見させていただきました。居室や浴室、リハビリスペースも見せていただいて、それぞれの疑問点にもお答えいただきました。
ちょうど昼食の時間で、ほとんどの方が食堂にお集まりでした。
★最後に
試食させていただいたお部屋に戻ってからアンケートにご協力いただきました。
そして順次解散です。
涼しい日が続いていた割にはこの日は蒸し暑かったのですが良いお天気でよかったです。参加してくださった皆さんはこの後、何名かで昼食を食べに行かれたりされたようです。そんな風に新しいつながりが生まれることも嬉しいです☆
参加者の皆さん、南勢就労支援センターの皆さん、ありがとうございました!!
2020年度より独立行政法人環境再生保全機構の助成金にて
「エシカル消費の啓発活動事業~消費者にできる身近な SDGsとして伝え広げる~ 」と題し、
3つの切り口からエシカル消費の啓発活動を実施させていただきます
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