2023年もたくさんお世話になりました🙇
イベント出店などでは活動の根幹であるエシカル啓発もしつつ、
今年は、消費者と製造者を繫ぐ「オンラインレビュー会」、
エシカルの視点から会社の魅力を捉える「オンライン講座」、
食品ロス問題の啓発と地域循環の仕組み作りの「ベジッフルの製造販売」、
そして、次世代を担う子どもたちへの「堆肥事業」といった、
4つの取り組みを行ってきました☺✨
まず、実施しているのは、オンラインレビュー会です🖥
エシカルという視点から地域で作られる商品の魅力を感じていただきたい、
消費者と製造者を繫ぐ架け橋のなりたいと考え、
地域の主婦の方を中心にモニターとしてご参加いています!
普段の生活では聞くことのできない商品ストーリーに触れていただき、
何がエシカルなのか、どんな風な視点でみるとよいのかなどを実感していただいています。
来年は、現場に足を運ぶなど、オンラインを飛び出した取りくみもしていきたいと思っています♪
▲伊勢の苔玉やさんのフレグランスウォータのレビュー会の様子
次に、オンライン講座です。
エシカルという視点を生活の選択の基準に持っていただきたい、
そんな思いで2020年から開設しました。
近年は、SDGsの追い風もあり、
企業は利益追求だけでなく、社会や環境配慮も求められるようになりましたね。
こうした背景から、
2023年度は、企業価値向上と持続可能な社会の実現に不可欠な要素である
「地域や社会から愛されサスティナブルな企業」であるために必要なことは何か。
この講座では、その要素を5つの視点で捉え、エシカル推進協議会会長 生駒芳子氏をはじめ、
各分野の専門家から実践的な知識とスキルを学ぶことが出来る講座の
オンデマンド配信の実施しています。
そして、講義で学んだ5つの視点や知識をもとに、
ワークショップではSWOT分析を用いた自己分析やアクションプランの作成を行います。
自社の強みや可能性をエシカル視点で発見し、実践的な学びを得ることができます。
オンデマンド講座と対面ワークショップの組み合わせで、
自分のペースで学びつつ、実践的な学びを深めることができます。
来年は対面のワークショップを開催します!!
新しいきずきやひらめきに出会っていただく機会になれるよう、
ワークショップをしっかりと構築していきたいと思います。
さらに、
エシカルの1つである「食品ロス」にも着目し、商品開発&販売を行っています。
三重県産の季節野菜と明野高校のお米を使ったワッフル型かたやきクッキー「ベジッフル」は、
「地元食材へのこだわり」「体に優しい素材の使用」
「サステナビリティへの貢献」「ユニークな形状と食感」というポイントがあります。
1つめの「地元食材へのこだわり」は、
三重県産の季節野菜と明野高校のお米を使用しています。
また、地域ででるもったいない野菜を活用し、
地域ででる食品ロスをできるだけ地域で消費する循環を作りたいと思っています。
2つめの「体に優しい素材の使用」は、
7大アレルギーフリー・グルテンフリー・白砂糖フリーにしています。
小さなお子様やアレルギーをお持ちの方でもみんなで安心して食べていただくことができるよう
長い年月をかけ開発しました。
材料もご覧頂いた際に安心していただけるよう、シンプルで身近な素材を使用しています。
3つめの「サステナビリティへの貢献」は、
サイズや形が規格外などで売れないもったいない材料をアップサイクルしているため、
食品ロス削減にも貢献しています。過去3年間で減らした食品ロスは700Kg以上(お米含む)です。
4つめの「ユニークな形状と食感」は、
ワッフル型はよくありますが、それが「かたやきクッキー」というのは珍しいと思います。
でも、一度口にしていただきますとザクっザクっとした食感は楽しく、
思わず手がとまらなくなります。
今年は、新しい味の開発よりも、
多くの方に商品のこと、食品ロスのことなどと知っていただきたいと考え、
今年度はイベント出店を行いました!!
食べるときにお菓子に野菜が入っていることや
その野菜がもったいない野菜であることなどをこどもとはなすことができたという
嬉しいお声も頂きました。
来年はもっともっと多く方にしっていただけるよう頑張りつつ、
動いているみんなともっと協力やコミュニケーションを取り、邁進していきたいと考えます♥
最後に、地域の小学校へ出向き、堆肥づくりで循環を学ぶ講座実施をしています。
地元「港小学校」さんにご協力いただきながら、
生徒さんへエシカルのこと、食品ロスのこと、環境のこと、
自分たちの生活との繋がりなどを学んで頂き、
循環を体感するため、1月から学校ででる調理くずをもとに段ボールコンポストで
堆肥を作ります!
作った堆肥は学校で有機肥料としてご活用いただく予定です♪
講座の回を重ねるたびに、
子どもたちから「給食を残さないように!」や
「お母さん、お父さんいつもご飯作ってくれてありがとう」など、
食への関心を持ってもらうことができ、
自分たちが生活の中でできることについて考えるきっかけになれたのかな?と思うと、
とても嬉しくなりました。
次世代を担う子どもたちが明日の未来を考える際に、きっとよい体験になると考え、
より多くの学校でも取り組んで頂けるよう、動いていきたいと思います!!
来年も、もっともっと活動を進めていきたいと思いますので、
どうぞ、ご指導・ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い致します。
エシカル推進チーム スタッフ一同